最近は色々なタイプの子供乗せがありますね
丸石のふらっかーずがでてから消費者の子供乗せにする認識がかわってきました
子供の安全と親の使いやすさを考えに考えられて作られている
ふらっかーずやアンジェリーナを選ぶのが一番のオススメ
模倣した小さなメーカーの子供乗せ自転車もまぁいいでしょう
私から見るとタイヤ小さすぎとか気になるとこはありますが
最近目に余るのは海外ブランドのチャイルドシートを使用している方
これを書くと業者や使用者からの反発もあるでしょうが
書いちゃいましょうw
HAMAXやTOPEAKの子供乗せが最近人気です
でも。このての海外ブランドの子供乗せを使用している方は気づいているのでしょうか?
この手の商品を作っている国での自転車の使用方法はスポーツや遊びのために自転車を使用しています
チャイルドシートは一緒にサイクリングに行けない(まだ自転車に乗れない)子供と楽しむために自転車につけます
日本みたいにけっこう大きくなった子供を乗せるのは考えていないのです
特にHAMAXは座面も狭く大きくなった子供を幼稚園や小学校に送り迎えするのは向いていないのです
サスペンション機構もついていますが、体重が重くなるとあれがかえって安定せずに自転車がふらつく原因になります
我が家でもTOPEAKは使用していましたが幼稚園年少の半ばまでの使用でした
最近目に余るのはHAMAXの子供乗せをつけた小径自転車の増えたこと
ネットサーフィンしてても沢山みかけます
なにが問題あるの?自転車屋さんで積極的に紹介してるでしょ?という方も多いでしょうね
私が考える問題点を挙げていきます
①バランスが悪い
小径自転車にHAMAXの子供乗せをつけて横から見てみましょう
子供乗せが後輪の中心よりも後ろにきます(自転車によっては後輪の後ろ端よりも出てしまいます)
そなまま急な上り坂を上ると考えてください
前輪が浮いてしまいますね
なぜ、ナショナルやブリジストンの子供乗せ自転車にコンパクトなモデルが無いのか
バランスが悪く危ないのです
背の低い人向けに付くられているタイヤの小さいタイプの子供乗せ自転車はタイヤが小さくても全長はあるのです
まぁまだブリジストンのジョシスワゴンE.A.やリアルストリームmini、パナソニックのシュガードロップやEZといった
フレーム中心にバッテリーやモーターが集中したモデルなら重さが車体中心にあるのでましかもしれません
でも、後輪の中心にモーターのあるエアロアシスタントなんかにこれをつけるのはいかがなものでしょう?
もちろんアシストのついていない小径自転車なんかはもろにバランスを崩します
②転びやすい
子供乗せの座面が低いので安定しやすいと思いがちですが実はタイヤが小さい自転車は色々な理由で転びやすいのです
確かに転んだときに座面が低いと大きな怪我をしにくいのですが
そのためにタイヤの小さい自転車を選ぶのはどうなんでしょう?
タイヤが小さいと路面のデコボコや轍にハンドルをとられやすくなります
タイヤが大きければ簡単に乗り越えなれる路上のギャップもタイヤが小さいと乗り越えるのに一苦労です
大人が一人で乗っているぶんには体重移動やフロントリフトで対処するばいいのですが
子供を乗せているとそんなこともできません
歩道の段差などで転ばないように気をつけないといけません
また、重心が高いとバランスを崩してもrカバリーしやすいですが、重心が低いとバランスを崩したときに
建て直しすひまなく倒れたりもします
箒を逆さにしてバランスとりするとわかりますね
短いとちょっとバランス崩しただけで倒れてしまいますが、長いと建て直しできたりしますよね
③トラブルが多い
②にもあるように路面の段差が苦手な小径自転車はパンクもおおくなります
リム打ちパンクしやすいのです
また、完成車についている貧弱なタイヤに大人の体重+子供の体重もかかるわけですから
余計にパンクやタイヤを痛める原因になります
自転車によっては指定空気圧が高めのい自転車もあります
これは上記のような理由でリム打ちしやすいのを防ぐためでもあります
じゃあ丈夫なタイヤに交換すればいいんじゃん?と思いますが
小径自転車に使用できるタイヤで丈夫なタイヤは非常に少ない
サイズによっては丈夫なタイヤが存在しないなんてものもあります
小径タイヤのメリットのひとつに軽いというのがあります
丈夫なタイヤを作るとどうしても重くなりますのでタイヤメーカーは作りたがらないのです
ノーパンク加工したらいい?ノーパンクタイヤやゲルタイヤはたしかにパンクしないです
でもそのかわりにタイヤが襲撃吸収していたぶんを車輪のスポークがうけていたり、吸収できない分が車体にかかります
スポーク折れや車輪の歪み、ひどい時にはフレームの溶接折れなどにつながります
さすがに折りたたみ自転車に子供乗せをつけている人は少ないですが(つけている人も見かけます)
折りたたみ自転車でノーパンクタイヤを使用していた人でフレーム折りたたみ部分が割れた人もいます
パンクしないかわりにスポーク調整などを頻繁に行う必要がでてくるのです
あとは小径タイヤは寿命が短い
あたりまえですが同じ距離を走るとしたらタイヤが大きいものより小さいものは同じ所を沢山使用します
減るのが早い
他にも理由はあるのですが各メーカーが子供乗せ用に自転車を多数開発しているわけですから
安全のためにそのような自転車を選びましょう
おしゃれな子供乗せ自転車なんてうたい文句にだまされないように気をつけてください
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